口座振替できる格安SIM12社を徹底比較！クレカなしで契約できるおすすめキャリアと注意点

格安SIMを契約したいけれど、クレジットカードを持っていない、または使いたくないという方も多いでしょう。実際に口座振替で支払い可能な格安SIMは限られているのが現状です。

そこで今回は、クレジットカードなしでも契約できる口座振替対応の格安SIM12社を徹底比較し、あなたに最適なサービスをご紹介します。

口座振替には手数料の有無や利用条件など、知っておくべき注意点もあります。契約後に後悔しないよう、メリット・デメリットも含めて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

口座振替対応の格安SIM全12社比較一覧表

2025年10月現在、口座振替で月額料金の支払いができる格安SIMは全部で12社あります。まずは各社の基本情報を一覧表で確認してみましょう。

口座振替対応格安SIMの基本情報まとめ

口座振替対応の格安SIMは12社ありますが、条件なしで利用できるのは楽天モバイル、LINEMO、ahamo、UQモバイル、ワイモバイルの5社です。他の格安SIMは特定サービスの契約やデータSIM限定など、何らかの条件が設けられています。

また、楽天モバイルとBIGLOBEモバイル、NifMoは口座振替手数料が発生するため、長期利用を考えると無料の格安SIMを選んだ方がお得になります。

【2025年最新】口座振替できるおすすめ格安SIM5選

口座振替対応の格安SIMの中でも、特におすすめできる5社を厳選してご紹介します。それぞれ異なる特徴を持っているため、あなたの利用スタイルに合った格安SIMを見つけてください。

1位：楽天モバイル｜データ無制限プランが最安値で使える

楽天モバイルは、月額3,278円でデータ通信を無制限で利用できる唯一の格安SIMです。専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話も無料になるため、通信費を大幅に節約できます。

• 月額料金：3GB未満1,078円、20GB未満2,178円、無制限3,278円
• 通話料：Rakuten Linkアプリで国内通話無料
• 使用回線：楽天回線・au回線（パートナー回線）
• 口座振替手数料：110円/月
• 事務手数料：無料

楽天モバイルの最大の魅力は、従量制プランで使わない月は料金が安くなることです。月3GB未満なら1,078円と非常に安く、20GB以上使っても3,278円の定額なので、使用量にバラつきがある方でも安心して利用できます。

ただし、口座振替手数料として毎月110円が発生する点と、端末代金の分割払いには対応していない点にご注意ください。SIMのみ契約であれば問題ありませんが、端末も同時購入したい場合は一括払いまたは別の支払い方法が必要です。

楽天経済圏を利用している方なら、楽天ポイントでの支払いも可能で、さらにお得に利用できるでしょう。

楽天モバイル公式サイト

2位：LINEMO｜LINEギガフリーでソフトバンク回線が使える

LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用プランで、LINEアプリの通信量がカウントされないLINEギガフリーが最大の特徴です。ソフトバンク回線をそのまま利用できるため、高速で安定した通信が期待できます。

• 月額料金：3GBまで990円、10GBまで2,090円、30GB2,970円
• 通話料：22円/30秒
• 使用回線：ソフトバンク回線
• 口座振替手数料：無料
• 事務手数料：無料

LINEMOの料金プランは、使用量に応じて自動的に最適な料金が適用される仕組みです。3GBまでなら990円、10GBまでなら2,090円と段階的に変わるため、毎月の使用量を気にする必要がありません。

LINEでの通話やビデオ通話、トークでの写真・動画のやり取りも全てカウントフリーなので、実質的により多くのデータ容量を活用できます。家族や友人とのやり取りでLINEを頻繁に使う方には特におすすめです。

口座振替手数料も無料で、PayPay残高での支払いにも対応しているため、キャッシュレス決済派の方にも便利でしょう。

LINEMO 公式サイト

3位：ahamo｜ドコモ回線で5分かけ放題付き

ahamoは、ドコモが提供する格安プランで、5分以内の国内通話が無料で利用できる点が大きな特徴です。ドコモ回線をそのまま使用できるため、通信品質の高さも魅力的です。

• 月額料金：30GB2,970円、110GB4,950円
• 通話料：5分以内の国内通話無料、超過後22円/30秒
• 使用回線：ドコモ回線
• 口座振替手数料：無料
• 事務手数料：無料

ahamoの料金プランはシンプルで、基本プランの30GBが2,970円、大盛りオプションを追加すれば110GBが4,950円で利用できます。他社の20GBプランと同程度の料金で30GB使えるため、データをたくさん使う方にはコストパフォーマンスが高いプランです。

短時間の通話が多い方なら、5分以内の通話が無料になるのは大きなメリットです。仕事の連絡や家族との簡単な通話程度なら、別途かけ放題オプションを付ける必要もないでしょう。

また、海外でも追加料金なしで20GBまで使えるため、出張や旅行が多い方にも適しています。端末代金の分割払いも口座振替で対応しているため、スマホとセットで購入したい方にもおすすめです。

ahamo 公式サイト

4位：UQモバイル｜au回線で端末セット購入もお得

UQモバイルは、auのサブブランドとして位置づけられており、au回線を利用した安定した通信速度が魅力です。全国に店舗があるため、対面サポートを受けられる点も安心材料になります。

• 月額料金：4GB2,365円、15GB3,465円、20GB3,278円
• 通話料：22円/30秒
• 使用回線：au回線
• 口座振替手数料：無料
• 事務手数料：3,850円

UQモバイルの料金プランは容量別に3つが用意されており、自分の使用量に合わせて選択できます。auでんきやauひかりなどとのセット割を利用すれば、月額料金をさらに安くできる点も魅力的です。

端末代金の分割払いも口座振替に対応しているため、スマホと同時購入を検討している方には特におすすめです。最新機種から格安機種まで幅広い端末を取り扱っており、分割手数料もかからないため、初期費用を抑えて契約できます。

格安SIMの契約が初めてで不安な方や、何かあった時に店舗で相談したい方にとって、UQモバイルは安心して利用できる選択肢といえるでしょう。

UQモバイル 公式サイト

5位：ワイモバイル｜家族割・セット割でさらに安く

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドで、家族割引やおうち割光セットなどの割引サービスが充実している点が特徴です。複数回線での契約や光回線とのセット利用で、大幅な料金節約が期待できます。

• 月額料金：4GB2,365円、20GB4,015円、30GB5,115円
• 通話料：22円/30秒
• 使用回線：ソフトバンク回線
• 口座振替手数料：無料
• 事務手数料：オンライン申込なら無料

ワイモバイルの魅力は、割引サービスの豊富さです。家族で利用すれば2回線目以降は最大1,650円の割引が受けられ、ソフトバンク光やSoftBank Airとのセット割も併用できます。

また、PayPay残高での支払いにも対応しており、PayPayポイントが貯まりやすいキャンペーンも頻繁に実施されています。普段からPayPayを利用している方なら、よりお得に活用できるでしょう。

端末代金の分割払いも口座振替で可能で、最新のiPhoneから格安Androidまで幅広い機種を取り扱っています。家族みんなでスマホ代を節約したい方には、特におすすめの格安SIMです。

ワイモバイル 公式サイト

格安SIMで口座振替を利用するメリット

格安SIMの支払い方法として口座振替を選択することには、いくつかの大きなメリットがあります。特にクレジットカードを持たない方や、支払い管理を簡素化したい方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

クレジットカード不要で格安SIMが使える

口座振替最大のメリットは、クレジットカードを持っていない方でも格安SIMサービスを利用できることです。

学生や専業主婦の方、またはクレジットカードの審査に通らなかった方でも、銀行口座さえあれば問題なく契約できます。多くの格安SIMがクレジットカード決済を前提としている現状では、これは非常に大きなメリットといえるでしょう。

特に18歳未満の方や年金受給者の方にとって、口座振替は最も利用しやすい支払い方法です。家族名義でクレジットカードを借りる必要もなく、自分名義の口座で独立して契約できるため、プライバシーの面でも安心です。

自動引き落としで支払い忘れの心配がない

口座振替なら毎月決まった日に自動的に料金が引き落とされるため、支払い忘れの心配がありません。

コンビニ払いや銀行振込のように、毎月手続きをする必要がないのは大きな利便性です。忙しい現代人にとって、支払い手続きの自動化は時間の節約にもつながります。

ただし、口座残高が不足していると引き落としができないため、給料日と引き落とし日の関係をしっかり把握しておくことが大切です。事前に引き落とし予定額を確認し、残高不足にならないよう注意しましょう。

家計管理がしやすく支出が把握できる

口座振替を利用すれば、通帳やネットバンキングで支払い履歴を簡単に確認できます。

クレジットカード払いの場合、実際の引き落としは翌月になるため、リアルタイムでの支出管理が難しい場合があります。一方で口座振替なら、引き落とし日に即座に口座残高に反映されるため、より正確な家計管理が可能です。

複数のサービスを口座振替にまとめることで、支出の全体像も把握しやすくなります。家計簿アプリと銀行口座を連携している方なら、自動的に支出が記録されるため、手間をかけずに家計管理ができるでしょう。

セキュリティ面で安心して利用できる

口座振替は、クレジットカード情報をオンラインで入力する必要がないため、カード情報の漏洩リスクを避けられます。

近年、オンラインショッピングでのカード情報盗用事件が増加しているため、セキュリティ面での安心感は重要な要素です。口座振替なら、銀行の厳重なセキュリティシステムによって保護されており、不正利用の心配もありません。

インターネットでの支払いに不安を感じている方や、カード情報の管理が面倒だと感じている方にとって、口座振替は安全で確実な支払い方法といえるでしょう。

格安SIMの口座振替利用時の注意点・デメリット

口座振替には多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点やデメリットも存在します。契約前にこれらの点を理解しておくことで、後悔のない選択ができるでしょう。

口座振替手数料が発生する場合がある

格安SIMによっては、口座振替を利用する際に毎月手数料が発生します。

楽天モバイルでは毎月110円、BIGLOBEモバイルやNifMoでは220円の手数料がかかります。年間で考えると1,320円から2,640円の追加コストになるため、決して無視できる金額ではありません。

長期間利用することを考えると、手数料無料の格安SIMを選んだ方が経済的です。LINEMO、ahamo、UQモバイル、ワイモバイルなどは手数料が無料なので、コストを抑えたい方はこれらのサービスを優先的に検討しましょう。

対応している格安SIMが限られている

口座振替に対応している格安SIMは、全体から見ると限られた数しかありません。

多くの格安SIMがクレジットカード払いのみに対応している現状では、選択肢が狭まってしまうのは避けられません。特定の回線を使いたい場合や、特殊なプランを求める場合に、希望に合うサービスが見つからない可能性もあります。

ただし、楽天モバイル、LINEMO、ahamo、UQモバイル、ワイモバイルといった人気の格安SIMが口座振替に対応しているため、多くの方にとって十分な選択肢は確保されているといえます。

端末代金の分割払いに対応していない場合がある

口座振替対応の格安SIMでも、端末代金の分割払いには対応していない場合があります。

楽天モバイルやLINEMOでは、端末を購入する場合は一括払いまたはクレジットカードでの分割払いが必要です。高額なスマートフォンを購入したい場合、初期費用が大きな負担になってしまう可能性があります。

端末の分割払いに対応しているのは、ahamo、UQモバイル、ワイモバイルなどに限られます。スマートフォンの同時購入を検討している方は、分割払いの可否も確認して格安SIMを選びましょう。

審査がクレジットカード払いより厳しい可能性

口座振替での契約は、クレジットカード払いと比較して審査が厳しい傾向にあります。

クレジットカード払いの場合、カード会社が既に与信審査を行っているため、格安SIM会社での審査は比較的簡略化されます。しかし口座振替では、過去の携帯電話料金の支払い履歴や信用情報を詳しくチェックされることがあります。

他社での料金未払いがある場合や、短期間での解約を繰り返している場合は、審査に通らない可能性もあります。ただし、審査基準は各社で異なるため、一社で審査に落ちても他社では通る場合もあるでしょう。

口座登録完了まで請求書払いが必要

口座振替の登録手続きが完了するまでの期間は、多くの格安SIMでコンビニでの請求書払いが必要になります。

口座振替の登録には通常1〜2週間程度の時間がかかるため、その間は毎月コンビニへ支払いに行く手間が発生します。請求書には支払い期限があるため、期限を過ぎると延滞扱いになってしまう可能性もあります。

口座振替の自動化メリットを享受するためには、登録完了まで若干の不便さを我慢する必要があることを理解しておきましょう。

利用条件が設けられている格安SIMもある

格安SIMによっては、口座振替の利用に特定の条件が設けられている場合があります。

mineoではeo光ネットの契約が必要で、QTモバイルではBBIQ光サービスの利用が条件となっています。BIGLOBEモバイルではデータ通信専用SIMでしか口座振替が利用できません。

これらの条件付きサービスは、既に対象サービスを利用している場合には非常にお得ですが、格安SIMのためだけに他のサービスを契約するのは経済的ではありません。契約前に利用条件を必ず確認することが重要です。

デビットカード対応のおすすめ格安SIM3選

口座振替以外にも、クレジットカードを持たない方にはデビットカードという選択肢があります。デビットカードなら16歳から作れる場合が多く、口座から即時引き落としされるため使いすぎの心配もありません。

楽天モバイル｜楽天銀行デビットカードなら確実に使える

楽天モバイルでは、自社発行の楽天銀行デビットカードでの支払いに対応しています。

楽天銀行デビットカードは16歳から申し込み可能で、Visa、Mastercard、JCBの国際ブランドに対応しています。楽天ポイントも貯まるため、楽天経済圏を利用している方には特にメリットが大きいでしょう。

他社のデビットカードでも利用できる場合がありますが、確実性を求めるなら楽天銀行デビットカードがおすすめです。口座振替手数料110円を考えると、デビットカードの方がお得になる可能性もあります。

楽天モバイル公式サイト

UQモバイル｜主要国際ブランドのデビットカードに対応

UQモバイルでは、Visa、Mastercard、JCBの各国際ブランドのデビットカードが利用できます。

多くの銀行で発行されているデビットカードが使えるため、選択肢の幅が広いのがメリットです。端末代金の分割払いにもデビットカードが利用できるため、スマートフォンとセットで購入したい方にも適しています。

口座振替と違って手数料もかからず、カードの利用明細で支払い状況も確認しやすいため、家計管理の面でもメリットがあります。

UQモバイル 公式サイト

ワイモバイル｜ソフトバンク回線でデビットカード払い可能

ワイモバイルも、主要な国際ブランドのデビットカードでの支払いに対応しています。

ソフトバンク回線の安定した通信品質を、デビットカードで手軽に利用できるのは大きな魅力です。家族割引などの割引サービスも適用されるため、複数回線での利用を検討している方にもおすすめです。

PayPay残高での支払いも可能なので、デビットカードとPayPayを使い分けながら、より柔軟な支払い管理ができるでしょう。

ワイモバイル 公式サイト

格安SIMの口座振替に関するよくある質問

格安SIMの口座振替について、よくお寄せいただく質問をまとめました。契約前の疑問解消にお役立てください。

未成年でも口座振替で格安SIMを契約できる？

未成年者が格安SIMを口座振替で契約する場合、多くの格安SIM会社では親権者の同意が必要です。

18歳以上なら本人契約が可能ですが、18歳未満の場合は親権者による代理契約となることが一般的です。また、契約者名義と口座名義が同一である必要があるため、未成年者本人名義の銀行口座が必須となります。

楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルなどは未成年でも契約可能ですが、必要書類や手続き方法が異なる場合があるため、事前に各社のサポートに確認することをおすすめします。

家族名義の口座で支払いはできる？

格安SIMによって、家族名義の口座での支払いに対する対応は異なります。

UQモバイルでは二親等以内の家族名義口座での支払いが可能ですが、楽天モバイルのように契約者名義と口座名義が一致している必要があるサービスもあります。

家族名義の口座を利用したい場合は、契約前に各社の規約や条件を必ず確認しましょう。また、同意書など追加の書類提出が必要になる場合もあります。

口座振替の引き落とし日はいつ？

口座振替の引き落とし日は、格安SIMによって異なります。

楽天モバイルは毎月27日、LINEMOとワイモバイルは26日、ahamoとUQモバイルは月末が基本的な引き落とし日です。土日祝日の場合は翌営業日になることが一般的です。

給料日との兼ね合いを考えて、引き落とし日も格安SIM選びの参考にするとよいでしょう。引き落とし日の前日までには、十分な残高を確保しておくことが重要です。

口座変更の手続き方法は？

口座変更の手続きは、基本的にマイページやカスタマーサポートから行えます。

多くの格安SIMでは、オンラインのマイページから口座情報の変更が可能です。新しい口座情報を入力するだけで手続きが完了しますが、変更が反映されるまでに数日かかることがあります。

オンラインで変更できない場合や、手続きに不安がある場合は、カスタマーサポートに電話で問い合わせることをおすすめします。早めに手続きを行うことで、引き落としのタイミングに影響が出ないよう注意しましょう。

格安SIMで口座振替なら審査なしで契約できる？

口座振替だからといって、審査なしで契約できるわけではありません。

実際は、クレジットカード払いよりも審査が厳しい場合が多いのが現状です。格安SIM会社が直接利用者の信用情報を確認する必要があり、過去の携帯電話料金の滞納履歴などをチェックするためです。

他社での料金未払いがある場合や、短期間での解約を繰り返している場合は、審査に通らない可能性があります。ただし、審査基準は各社で異なるため、複数の格安SIMで申し込みを検討してみることも一つの方法です。

まとめ：口座振替対応格安SIMはニーズに合わせて選ぼう

口座振替に対応している格安SIM12社を比較してきましたが、最も重要なのはあなたの利用スタイルに合ったサービスを選ぶことです。

データ通信を無制限で使いたいなら楽天モバイル、LINEをよく使うならLINEMO、通信品質を重視するならahamoやUQモバイル、家族で利用するならワイモバイルがそれぞれおすすめです。

口座振替には手数料や利用条件、審査の厳しさなどの注意点もありますが、クレジットカードを持たない方にとっては貴重な選択肢です。デビットカードという方法もあるため、支払い方法に不安がある方も安心して格安SIMを利用できます。

月額料金の安さだけでなく、通信品質や利用条件、サポート体制なども総合的に比較して、長く満足して使える格安SIMを選んでください。